いつも子どもたちのことを気にかけていただき、このサイトをご覧くださっている皆様、ありがとうご
ざいます。
2020年は世界中がコロナ禍において大変な状況となってしまいました。
私共「スナーダイ・クマエ」も毎年夏に開催させていただいておりました子どもたちの絵画展の中止を余儀なくされ、スタッフ一同肩を落としておりました。
夏も過ぎ今後どうしていけばよいかと思案していたところ、これまでの絵画展でボランティアをしてくださっていた方々から、ウェブで絵画展に代わるものを企画してみてはどうかというご意見をいた
だきました。
子どもたちの作品鑑賞や定番となっているオリジナルグッズを楽しみにしてくださっている方々が日本各地にいらっしゃることを思い出し、この度このホームページ上でウェブ絵画展を開催させていただくことにいたしました。
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このようにこれまで試みたことがないものに踏み切れたのは、絵画展ボランティアでお世話になってきたHさん、戸上景平さんの後押しがあったこと、そしてこのホームページを保守管理してくださっている「スタジオなび」の池端ご夫妻がウェブ絵画展ページの作成を快く引き受けてくださったことによります。 スナーダイ・クマエスタッフを代表し、上記の皆様に感謝申し上げます。
コロナ禍において、カンボジアでも学校が閉鎖になったり、施設への部外者の立ち入りを禁じられたりと、子どもたちもストレスのかかる生活が始まりましたが、おかげさまで全員元気に過ごしております。
9月からは日数や時間が限定されつつも学校が再開され、少しずつですが以前の生活ペースも戻ってきています。
このウェブ絵画展で元気な子どもたちの姿をお伝えし、皆様にひとときでも安らぎの時間を共有していただきたい、それが絵画展開催の原動力でもあり、わたしたちの願いでもあります。
世界が元のような状態に戻れるのか、それがどのくらいかかるのか、まだまだ不安な日々が続きそうですが、皆様のご健康をカンボジアから願っております。
いつもお世話になっているすべての皆様に感謝の気持ちを込めつつ、どうかこの新しい形の絵画展をお楽しみいただけましたらと思っております。
カンボジア政府認定・児童養護施設「スナーダイ・クマエ」
事務局長 メアス博子